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スミレは世界に300種類ありますが、なかでもオドラータ属は「イオイスミレ」の名の通り、芳香をもち、薬効もあるとされハーブとして古くから用いられていました。古代ギリシアでは、「二日酔の予防になる」と言われ、宴会の席にはスイートバイオレットが飾られていたそうです。また、イスラム世界でもマホメットが好んだことから、神聖な花とされているそうです。
ニオイスミレの香りの元である、パルモーネ、オイゲノールという精油成分を抽出して、香料や化粧品に使われています。また、花を卵白に浸して砂糖をまぶす砂糖漬けも、お菓子の飾りとして利用されます。