[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
セージはヨーロッパでは古くから賢者のハーブとして知られ、薬用をはじめ、加工食品に用いられていました。また、ソーセージに無くてはならないハーブとして知られています。甘酸っぱくキリっとする複雑な香りがしますが、セージの香りのもとである精油成分はツヨン、シオネール、ボルネオール、カンファーなどです。ちなみに、ツヨンとシオネールはヨモギ(キク科)の主要な精油成分でもあります。
セージは英語でsageと書き、同音語に賢者という意味のsageがあります。またラテン語の「癒し」「不死」などの語源に近く、こうしたことからも、セージがヨーロッパで英知と長寿のハーブとして扱われいた歴史がわかります。
ところで、セージの学名をサルビアと言います。サルビアと言えば、よく小学校に植わっている、赤くて,蜜の多い花ですよね。実は、ハーブのセージとサルビアは、分類学上、同じ属なのです。しかし、ハーブのセージは地中海原産、サルビア類(花のセージ)は中南米原産という大きな違いを持っています。セージ葉,大きく分けて、地中海系と中南米系があることをはっきり知っておかないと、こんがらがってしまいます(>_<)。
【地中海原産セージ】
コモンセージ
ゴールデンセージ
パープルセージ
クラリーセージ
フルーツセージ
etc・・・・
【中南米原産セージ=サルビア】
サルビア・スプレンデンス(ふつうのサルビア)
サルビア・グアラニチカ(俗称メドセージ)
チェリーセージ
パイナップルセージ
メキシカンブッシュセージ
etc・・・・