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ペパーミントの代表各のひとつ、ブラックペパーミントです。香りと味のバランスが良く、もっとも「使える」ミントが、ブラックペパーミントです。
ちょっと触れただけでも、爽やかなメントールの香りがあたりに漂います。そもそもシソ科のハーブは、香りのもとである精油成分(=エッセンシャルオイル)が、葉っぱの表面近くに有るため,他の科のハーブ以上に、香りが立ちやすいのです。風にそよぐだけで香る、メントールの爽快感で、石垣島の暑い夏を乗り切っています。
ペパーミントは、種間交雑種です。親は、スペアミントとウォーターミント。学名に×記しがついているのは、交雑種であることを意味しています。交雑種なので、種をとって撒くと、香りに差が出るなどバラバラな形質のミントが生まれます。ですので、ひとくちにブラックペパーミントと言っても、どこから株分けしたか?によって、香りや味に微妙な差があるんだと思います。【分類について】 ミントの分類に関するデータが少なく、はっきりしたことが、よく解りませんが、一説によれば、「ペパーミント」とは総称で(Mentha × piperita spp.)であって、「コモン・ペパーミント」にあたるものは無いみたいです。とりあえず、ペパーミントと言えば、ホワイト・ペパーミント(ペパーミント・オフィキナリスofficinalis) またはブラック・ペパーミント(ペパーミント・ウルガリスvulgaris)のことを指しているようです。