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ギリシヤ神話によれば、美しい妖精メンタが、冥界の王プルートの妻ペルセポネーによって、草に変えれてしまい、ミントになったそうです。可憐な葉っぱで爽やかな香りを漂わすミントは、もと妖精というのも、うなづけます。花言葉は「美徳」・・・
そんな地上部の可愛らしいイメージとはうらはらに、ミントの根っこは強力です。地下茎がどんどん伸びて行きます。妖精メンタが草に変えられた理由が「浮気」なんだそうで、そんなシタタカさも持ち合わせているのでしょうか・・?
ミント類は繁殖力が強いので、雑種ができやすく、分類や種の特定が難しいとされていますが、おおまかな分類として、スペアミント、ペパーミント系、アップルミント系、野生種系、ペニーロイヤルミントなどに分けられます。
ミントと名のつくハーブはたくさんありますが、なかでも、ミマウンテンミント、キャットミント、ミントブッシュなどは、それぞれ固有の属で、ミントの仲間 = mentha属ではありません。
さて、繁殖力が強いとされるミントですが、実は、亜熱帯の石垣島では、「比較的強い」という程度で、種類によっては、繁殖力がイマイチのものもあります(^^; ミント類の原産は北米なので、少し暑すぎるのでしょうか。それでも爽やかなミントの香りは、暑さをはねのけてくれるようです。
ミントの分類